True Love～真実の愛～Vol.980 責任を返す

おそらくこの社長は、意思決定までは自分でするでしょう。



プライドは高そうにお見受けしますから、

「社長は僕なんだから」と意思決定だけはするでしょう。



ですが、意志決定に伴う責任を負う強さには若干かけているかもしれません。



いつまでも少年でいたい男性（ピーターパンシンドローム）には、

責任と言う言葉を重荷と感じ、

逃げ回ることを持って自由と称する人も多いようですが、

本当の自由は何かから逃げ回ることによって得られるものではないのです。



なにがあろうと影響を受けない、

どんな束縛もぶち切るだけの強さ、

これはコミットメント（覚悟）によってのみ得られるものなのですが、

コミットメントのないところに真の自由はないのです。





で、最後の質問です。



男性としての自分に自信を失っている彼を立ち直らせるのは、

はたしてあなたの役目でしょうか？



あなたはいったい何をしたいんでしょう？





あなたにできる最大の、そして唯一の貢献は、

この社長の代わりに引き受けてしまった責任を、

きちんと社長に返すことかもしれません。

















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True Love～真実の愛～Vol.979 彼に自信を持たせてあげればいいのね？

前回の続きです。



さて、あなたがこの会社で、この社長のもとで秘書として働くことを決めたのは、

この社長のクレド（社是）やビジョンに共感したからだと思います。





世の中お金じゃない、愛がすべて、

女性をサポートする、大事にするというのが、

彼の真のビジョンであれば問題はないでしょう。



ですが、これが過去の男女関係の失敗から来る傷、

彼自身の罪悪感を償うための補償行為から来ている偽ビジョンであれば

うまく機能しないでしょう。





この社長は、

自分の男性性、男性としての自分に自信を失っているともいえるでしょう。





と、このように書くと、

「ではわたしが彼に自信を持たせてあげればいいのね。」

と短絡的に考えて、

彼をほめて立てて持ち上げてとちやほやすることで

彼に自信をもたせてあげようと貼り切ってしまう

そういう女性ってなぜか多いんですが（笑）



わたしは正直それはお勧めしません。





ほめてもらわないと支えられない自信なんてもろいもんです。





男性としての自信は、本来、



自分で何かを意思決定する、

そしてその意思決定に伴う全責任を自分で負う覚悟を決める。



決めたことを遂行する。



決めたことを遂行する過程において発生するさまざまな予期せぬ問題を解決し、

目標を達成するという



その過程において養われるものなのです。





彼自身がチャレンジするべき問題で、

まわりの女性がちょっかいを出すべき問題ではないのです。





















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True Love～真実の愛～Vol.978 アシスタントとしての本来のポジショニング

前回の続きです。



>この社長、いったいどう扱ったらいいんでしょう？



あなたはこんなふうにおっしゃっていますが、

ちなみにあなたは、

この社長にご自分をどう扱わせたいのでしょうか？





この社長との関係性に置いて、

本来あなたはどういうポジショニングにあなたはいるべきだったのでしょうか？



そして現状どういうポジショニングにいるのでしょうか？





秘書業務つまり秘書として社長のアシストをすることと、

面倒をみる、あるいは責任をとろうとしない彼の尻拭いをするということが

あなたの中で混同されてしまってはいませんでしょうか？





これについてまた次回詳しく書いていきたいと思います☆













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True Love～真実の愛～Vol.977 社長とビジョンが一致しているか？

さて、前回まではあなたのボスの意識の中で何が起きているのか、

そしてどういった背景が考えられられるからなのかという

分析をしてみました。





さて、



>この社長、いったいどう扱ったらいいんでしょう？



ということでしたので、

きょうから対処法について一緒に考えてみようと思います。





まず、あなた自身の人生のビジョン、方向性がきっちり決まっているかどうか、

それを落ち着いて見直してみましょう。



そして、その途上として、

この会社でそしてこの社長のもとで働くということがあるかどうか、

そこをじっくり考えることです。



究極のことを言ってしまいますが、

といいますか、そういってしまっては身も蓋もないでしょう？

という結論になることは承知ですが。



あなたの人生のビジョンの中に、

その社長のもとではたらくというものがあるか、それです。



で、ビジョンが一致していないなあと感じるのであれば、

思い切ってその社長との仕事でのパートナーシップを手放してしまっても

あなた自身が大丈夫かどうか？





そこをまずしっかりと見て行きましょう！





このつづきはまた次回に☆彡























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2015-12-14

前回の記事では、



彼は内なる女性性を統合しているのではなく、

むしろ彼の中では内なる夫婦げんかが起きていて、

彼の内なる男性性が、

傷ついた女性性からの反撃を食らっている状態なのかもしれません、

というお話をしました。



つまり彼のフェミニストぶりというのは、

本当に女性の味方だからというよりは、

自分が愛する女性を十分に幸せにしてあげられなかったから、

女性を傷つけてしまったからという、

罪悪感からくる懺悔なわけです。

True Love～真実の愛～Vol.976 世代間に伝わるパターン





さて、このテーマは、彼自身だけの問題ではなく、

もしかすると彼は、世代間に代々伝わるパターンを

継承してしまっているのかもしれません。





たとえば彼のお父さんが家庭を顧みなかったり

ハードワークをして稼いではくるけれどお母さんを尊重しない、

お母さんに暴力をふるう、

権力にまかせて愛人を囲うなど、

お母さんをないがしろにする、傷つける行為を繰り返す。



あるいはお母さんからお父さんについての嘆きをくりかえしくりかえし聞かされる。



彼は自分自身の内なる男性性に対する不信感、

あるいは憎しみ、嫌悪を感を持って育ったかもしれません。



少年であった彼は心に難く誓ったでしょう。



「オレは絶対に親父のようにはならないぞ！」と。



ですが、いざ結婚して家庭を持って、

家庭と仕事のバランスを取るのが難しくて

奥さんにハードワークを責められて泣かれると、

「あ、オレはあんなふうにはなるもんかと堅く誓っていたはずのおやじと同じことをしている・」



と愕然とする。



そこで、真逆に振り子が触れてしまったのかもしれません。





この続きはまた次回に☆

























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True Love～真実の愛～Vol.975 傷ついた女性性からの反撃による男性性の否定

前回の続きです。



今は超フェミニストで女性の味方、

世の中お金じゃない、

愛がすべてという理念を打ち出していらっしゃるこの男性ですが、

もちろんご本人からきちんとお話を伺ってみないと断定できませんが．．．



この方が現在結婚されているかどうかはわかりませんが、

仮に結婚していたとしても、あるいは過去の結婚で、

以前はまじめで堅物で仕事一本やりで家庭を顧みないタイプで

あるころから奥さんから「仕事と自分どっちが大切なの？」

と泣かれたり責められたりといった具合で、

あまり幸せな結婚生活ではなかった可能性はあるでしょう。





もしかして彼は、

「自分は妻（パートナー）を幸せにしたかったのに、傷つけてしまった。」と、

自分を責めているのかもしれません。



そして、その傷と罪悪感から、

振り子の一端からもう一端に振れるように、

これまでとは真逆の、

超フェミニスト・女性の味方として振る舞っているのかもしれません。



事情を知らない人からは、

「彼は男性性と女性性のバランスがとれている。」

という評価を受けるでしょうが、

ところがどっこい、

彼の中では内なる夫婦げんかがまだ続いていて、

彼の内なる男性性が、傷ついた女性性からの反撃を食らっている状態なのかもしれません。





この続きはまた次回に☆



















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True Love～真実の愛～Vol.974 女性性の統合と男性性の抑圧はイコールではない

フェミニストでやたら女性の味方を気取り、外面がいいわりには、

面倒くさいことはみんなあなたに押し付けて尻拭いさせる、

厄介な上司に手を焼いていらっしゃるようですね＾＾





で、この御仁、

＞「女性性を統合している男性には珍しいタイプ」

と自称していらっしゃるようですが、

本当に女性性を統合している、

つまり、内なる男性性と内なる女性性のバランスがとれているのであれば、

まわりの人にもそれは波及していきます。



その"まわりの人"の中には、

職場でもっとも近い存在である秘書のあなたも含まれます。





ですが、あなたの場合、

ご自身がなんだかオジサン化してきているような気がする、

このようにおっしゃってましたよね？





でしたら答えは明白です。



あなたの上司であるこの男性は、

女性性を統合しているのではないのです。



単に内なる男性性を抑圧して、

男性であることを放棄してしまっているだけです。



彼が男性であることを放棄している分、

職場で最も身近な存在である秘書のあなたが、

彼が放棄した男性性を引き受けてしまっているのです。



その証拠に、ご自身のプライベートでのパートナーとの関係では、

あなたはおそらく、オジサン化してはいないでしょう？







この続きはまた次回に☆













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True Love～真実の愛～Vol.973 女性性が強すぎる男性上司との関わり方

おはようございます。このはなさくやです。

きょうからまた新しいテーマを扱っていこうと思います。



内なる男性性と内なる女性性の統合というものの解釈についてです。





今回扱う事例は、恋人同士や夫婦ではなく、

女性性が強すぎる男性の上司の操縦に手を焼いている、

しっかりものの女性の部下の方のお話です。





～　ここから　～



ウチの会社の社長のことについて相談です。



ウチの社長は、学生時代にアメリカに留学していたという経験から、

物腰が洗練されていてフェミニストで優しくて、奉仕が大好きで、

男性にはめずらしくスピリチュアルなことが大好きで、

わたしも無類のスピリチュアル好きだったために

この社長の下なら働きやすいだろうと思って入社を決めました。



ちなみにわたしは、現在この社長のアシスタント、

つまり秘書をしています。



ウチの社長は、世の中お金じゃない、愛がすべてだというクレド（社是）を打ち出す、

かなりの理想家肌なところがあります。



「女性性を統合している男性には珍しいタイプ」と自分でもいっていますし、

まあ、他の人からもそう思われているみたいですし、

打ちだす商品やサービスも、

「これからは女性の時代だ、わが社は女性をサポートするんだ。」

といった感じでして、

社長が次から次へと持ってくる他社とのジョイントベンチャーも、

ビジネスパートナーは圧倒的に女性が多いですし、

プライベートでも、男性の友人より女性の友人が多いみたいです。



かといって、女ったらしとかそういうのでもないんですね。



わたし自身も付き合っている人がいますし、

別に社長と恋愛関係にあるとかそういうのではないんです。



問題は、社長が女性の取引先やクライアントにイイ顔をしすぎるのと、

優柔不断で決めたこともすぐ忘れてしまったりとか、

無責任なところがあったりとかで、

仕事がやりにくいんですね。



なんていうんですかね、

営業担当が取引先に通いつめて一生懸命プレゼンして取ってきた案件なんかも、

相手から困っているとか言われようものなら、

社長がいきなり出てきて、その営業担当の頭を越して値引きしてしまったりとか、

ま、営業担当の男の子だってそりゃ面白くないですよね？



士気がさがっちゃうんですよね。



で、わたしは後輩でもある男性社員たちの愚痴を聞く立場にあったりするんですけどね＾＾



それに、社長はよそではイイ顔してきますけど、

その分、イイ顔と言う仮面をキープするときにつきものの、

面倒くさいことは全部わたしに押し付けてきますし。



この社長、いったいどう扱ったらいいんでしょう？





そして、なんか気のせいかもしれませんが、

この社長の面倒を見ているうちに、

今度はだんだんわたし自身の方がオジサン化してきているような

そんな気がするのですが．．．







～　ここまで　～





はい。とってもおもしろいお題をありがとうございます（笑）





次回からまたサクサクと斬らせていただきます。

乞うご期待。

















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True Love～真実の愛～Vol.972 自分自身の成長を見守る

幻想を手放すのって、正直怖いですよね＾＾



「わたしってなんだったの？」

といった具合で、自我が崩壊してしまいそうで。



幻想を手放さなければならないのはわかってはいるけれど、

でもなかなか手放せない。まだまだしがみついていたい。



そういう状況にいらっしゃる方も

たくさんいらっしゃるかと思います。



「これは絶対に幻想なんかじゃない、真実の愛よ！」

と、受け入れられないかもしれません。



そういった場合は、

「幻想かもしれないと受け入れることが怖い自分がいる。」

ということに気が付いている、これでOKです。



少し時間は必要かもしれませんが、

この彼が自分を好きになってくれるかどうかと、

自分自身の存在価値がごっちゃになってしまっている状態から、

ちゃんと抜け出せる日は必ず来ます。



本当のことを知ってしまうことが、

自分に対してまるで生殺与奪の権を握っているかのように

そこまで大きな影響をもたらしてしまうこともなくなります。



相手の気持ちがわからなければ、

ちょっとだけ自分の気持ちを表現すれば、

もし相手も自分のことを好きなのであれば関係はどんどん進むし、

相手が自分のことを別に好きでなければそうはならない、

１＋１＝２みたいな原理原則なだけなんだ、

ただそれだけなんだとストンとわかるようになりますし、

スパッと行動して相手の気持ちを理解して、

自分が期待したとおりでなくてもスパッと切り替えられるようになります。



また、この行動することに関しても、

相手の気持ちを知るためのコミュニケーションとして

とらえられるようになり

相手になんとか自分をすきになってもらうための努力ではないと

ちゃんと理解できるようになります。



いずれにせよ、ずっと頭の中でこねくりまわして

彼の言動を分析して納得しようとするばかりで

自分からはなんら行動を起こせないときは、

彼の思わせぶりな言動が本物であってほしいという期待が、

自分にそうさせているんだなと、

それにまずは気づいていましょう。



さっと気持ちの切り替えができればよいですが、

それがなかなかできなくても、

自分をおいつめる必要はありませんから。





小さい子供が食事をするのに時間がかかるのを見守るように、

自分を見守ってあげましょう。





このシリーズはこれで終了です。













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True Love～真実の愛～Vol.971 幻想はもういらない！

前回の続きです。



彼が自分に恋愛感情を持っていてくれなければ

たとえ彼が親切にしてくれたり、

友人として大切に扱ってくれたとしても、

そんなのはすべて無意味だし、

恋愛感情を持ってもらえなければ意味がない





どうしてもそれだけは受け入れられない、

だからなんとか彼から恋愛対象としてみられたい、

あなたのなかにそういった強いこだわりがあれば、

はっきりした結論を出すことを恐れるあまりに、

自分のほうからはなんら具体的な行動をしないままに、

彼の思わせぶりな（とあなたが解釈する）言動に一喜一憂しながらも

一縷の望みを託して、

夢を見続けるということは、

もしかしたらしばらくの間は続くかもしれません。



ですが、あなたの中に、

たとえ彼が自分に対して恋愛感情をもってはくれなくても、

現実から目をそらさずに受け止めようという覚悟ができたとき

それまで停滞していた状況が動き始めます。



あなたの中で、

「幻想はもういらない。わたしは本当の愛を見つけるんだ。」

という決意が起こり、潜在意識が動き始めるからです。





聖書の中の、「マルコによる福音書」に出てくる、

イエス様が「山よ、動け！」と命じたとたんに山が動き出したという、

描写そのものですね。





よく、長年のうまくいかない恋愛をふっきったあとに、

次の恋人がスッと見つかった、

結婚まであれよあれよというまに決まって、

ゴールインしてしまったという話がありますが、

これはウソでもいいからしがみついていたいという執着が落ちて、

「本当の愛を見つけるんだ！」と

意識が100％フォーカスされるからなのです。



起きるべくして起きることなのですが、

それを人は、ミラクルと呼ぶのです。





この続きはまた次回に☆

















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